サガリバナと言う花です。
奄美以南の植物で、サワフジとも呼ばれます。
著しい特徴のある花です。
香りがいいのですが、物凄い芳香を放ち、
この花が咲いている場所が離れていてもわかるほどです。
沖縄に住み始めたころ、ローカル放送で、
サゲリバナの見頃となったことを紹介するニュースがあり、
笑ってしまったのと、強烈に興味を惹かされて、
自動車で出かけたことを思い出します。
「夜の女の香り」と言ってました。直ちに出発するしかない。
行ってみると、自動車から降りて、その辺がもうすでに
香っていました。
もう一つの特徴は、花の寿命です。咲く時期は8月頃ですが、一輪の寿命が儚いのです。
夕方から咲き始め、朝には落下します。落下下場所が沢であれば、この花が流されてい行くのです。