この船何かご存知ですか。
現在大阪の旧万国博覧会日本館である、国際民族博物館に
展示されている船です。
子供の頃テレビ番組で見ました。
ミクロネシア・カロリン諸島のサタワル島から6人の男が
1975年の沖縄海洋博覧会にやってきたのです。
当時、海洋博には世界中の船が集まったのです。
この船以外は、大型帆船や豪華客船でした。
チェチェメニ号の「チェチェメニ」とは、「よく考えろ」という意味だそうです。
テレビでは、「大馬鹿者」と言って多様な記憶があります。
船体に日本語のカタカナで書いてありました。
チェチェメニ号と同型のカヌーが沖縄海洋博記念公園の
海洋博物館に展示されています。
チェチェメニ号とほぼ同じ大きさで、船体は8m
マストが7mです。
動力は「風」
航海システムは「スターナビゲーションシステム」です。
つまり、「肉眼で星を目視する。」だけ。
データは、「言い伝え」のみです。
当時の航海距離は3000km。
チェチェメニ号の装備は次のとおりです。
厨房:「砂」を搭載。
プラットホームでヤシの実の皮を燃やします。
食料:ヤシの実
燃料:ヤシの皮
飲料水:ヤシに実
計測器、海図なし。ただし、網に貝殻を編み込んだものがあります。その貝が島を表しているらしい。