沖縄県産業まつりです。第３８回だそうです。
私が初めてこのイベントをみに行ったときの会場は県立コンベンションセンターでした。
記憶では、屋外の催し物テントは現在よりもすッと少なかったような印象です。
コンサートにも対応す多目的ホールが複数ある施設でした。
最近、大山公園で行われるようになりました。屋外のテントを全て見て回ると一日では無理になりましした。
ご年配者には厳しいです。
これは、沖縄の数少ない生産業である焼き物の展示即売です。
どこの焼き物市でも同じでしょうが、ここでも見え見え２重価格です。
移住して長くなりますから、少々であれば、良し悪しの見当がつくようになりました。
これについてはコメントは止めておきます。いいと思いますよ。
産業まつりの趣旨から逸脱した感がありますが、これも沖縄です。
小泉武夫さんといえば、「不味いもの評論家」で有名ですね。
この方の著作の趣旨は「愛すべき不味いもの」みたいな感じです。
小泉さんが紹介する「臭い食べ物」の筆頭が「山羊汁」です。
臭いにはいろいろありますね。くさや系の臭さや、化学系臭さ。
「山羊」はそのどれにも当てはまりません。似ているのは「マトン」の匂いです。
あの、羊の独特な匂いを凝縮した感じです。強烈に凝縮です。
好きな人は、匂いとは言いません。「香り」です。
でも、そんな愛好家ですら匂い消しの薬味に「よもぎ」をどさっと生で入れちゃいます。
修行かもしれません。
こちらは、シーサーです。沖縄の守護神です。
本土の狛犬の原型です。
シーサーは、東アジアのライオンダンス（獅子舞）文化圏の特徴ですね。
獅子がライオンであることは誤りです。空想上の生き物ですからネコ科、イヌ科と言った話にはなりません。
しかし、沖縄のシーサーは明らかにルーツを中国としています。
秦の始皇帝から門外不出とされたピュア犬であった「ペキニーズ」がモデルであることは明らかです。
こいつがペキニーズです。
舌をペロンとやっていますが、凶暴です。
毛並みや態度はやっぱりイッチョ並ですが、５ｋｇしかありません。
我が家のペットですが、私の書斎に棲んでいます。
習性は私を噛みます。
こちらも焼き物です。
見た感じ時代がありそうな感ですが、現代の創作焼き物です。
沖縄には殆ど生産業がありません。僅かに鉄工所関係は見られますが、殆どありまさせん。
で、伝統工芸品と言うことになるのですが、焼き物と絣ぐらいでしょうか。
絣については非常に品質のいいものがあり、私などには手が届きません。
素材は動物繊維である絹ではなく、植物繊維のバナナの葉です。芭蕉織ですね。
品は繊細なため、屋外で展示はできません。
この値段の付け方は定着しました。
